Q-9:ポリカーボネート製の哺乳瓶は販売禁止になった国があると聞きましたが…?
A-9
日本国内においてはBPAが原料であるポリカーボネート樹脂製の製造・販売は禁止されておりません。しかし、これまでにごくわずかな量でも環境ホルモンの作用があるとして一部の学者からの研究報告があり、メディアにより危険という報道がなされたことからポリカーボネート製の哺乳瓶は既に日本ではほぼ市場から姿を消しております。
海外では、日本が自主規制をしている中でも、当初はポリカーボネート製の哺乳瓶の使用を控える動きは見られませんでした。しかしながら、2009年よりカナダが法的に禁止措置を取るとそれ以降、各国で同様の措置を取る国が増えてきました。ビスフェノールAの乳幼児向けの食品接触用途を禁止する国は世界各国へ広がっています。
しかしながら禁止措置としたどの国もビスフェノールAを禁止するだけの決定的な科学的根拠は乏しく、予防的・政治的な判断により禁止の措置に至ったと考えられます。
ビスフェノールAについては、現在もまだ各国の様々な研究機関が引き続きその安全性について調査・研究を行っており、その多くはビスフェノールAが安全であることを認めています。
欧米においてもビスフェノールAのTDI(耐容一日摂取量)は日本と同様0.05mg/日/kg(体重)と定められています。
海外では、日本が自主規制をしている中でも、当初はポリカーボネート製の哺乳瓶の使用を控える動きは見られませんでした。しかしながら、2009年よりカナダが法的に禁止措置を取るとそれ以降、各国で同様の措置を取る国が増えてきました。ビスフェノールAの乳幼児向けの食品接触用途を禁止する国は世界各国へ広がっています。
しかしながら禁止措置としたどの国もビスフェノールAを禁止するだけの決定的な科学的根拠は乏しく、予防的・政治的な判断により禁止の措置に至ったと考えられます。
ビスフェノールAについては、現在もまだ各国の様々な研究機関が引き続きその安全性について調査・研究を行っており、その多くはビスフェノールAが安全であることを認めています。
欧米においてもビスフェノールAのTDI(耐容一日摂取量)は日本と同様0.05mg/日/kg(体重)と定められています。