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Q-5:BPAはどのようにして体内に取り込まれるのですか?

A-5
ビスフェノールAが体内に取り込まれる主な経路として、ポリカーボネート樹脂製の食品容器・食器、エポキシ樹脂で内部塗装された食品缶・飲料缶から溶出されたビスフェノールAが飲食物へ移行するケースが考えられます。
また一部では、レシートなどに用いられる感熱紙からビスフェノールAが皮膚を介して吸収されるケースも考えられます。
但し食品接触用途については、早くから代替品への切り替えや事業者による溶出抑制技術の発達により、飲食を通じて摂取するビスフェノールAは極めて微量です。
また感熱紙も、日本においては既に代替化が進んでおりビスフェノールAが使用されている可能性は極めて低いと考えられます。
また仮に体内に取り込まれても、体内での蓄積性はなく、大部分は24時間以内に尿などから排出されることがわかっています。

Copyright The BPA Safety Committee of Japanese Manufacturers (BSCJM)