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ビスフェノールA(BPA)が欧州REACH規則で高懸念物質(SVHC)に追加された件について

ビスフェノールA(BPA)が欧州REACH規則に定められた「認可」の対象となり得るいわゆる高懸念物質(SVHC)に追加される事が、欧州化学品庁から2017年1月12日に公表されました。

https://echa.europa.eu/-/four-new-substances-of-very-high-concern-added-to-the-candidate-list

現在BPAのほとんどが、ポリカーボネート樹脂(PC)やエポキシ樹脂の原料として使用されており、これらへの利用はREACH規則において「認可」の適用範囲外となっています。即ちその製造と使用におけるリスクは適切に管理され、安全に使用することができます。

BPA製造者としては、欧州における法令を順守し「BPAがSVHCに指定されている」事を顧客に情報提供し、これを利用した製品についてはREACH規則に定めるその他の規定に準拠した情報を伝達する事で、リスクは適切に管理され安全に使用することができます。

【参考】

http://www.bisphenol-a-europe.org/uploads/Modules/Mediaroom/qa-re-bpa-added-to-candidate-list_21.2.2017.pdf

Copyright The BPA Safety Committee of Japanese Manufacturers (BSCJM)